ファクタリング, 資金繰り, 金融

FXによる投資のリスクについて

FXには様々なメリットがありますが、反面、リスクもあるために、取引を始める場合にはその内容を十分に理解をした上で行う必要があります。まず、為替の変動リスクがあります。FXでは、通貨を引き出す際に、自分が持っている通貨が買ったと時より高くなっていれば為替差益を得ることができますが、逆の場合には損失を被ることになります。そのために、購入時期を分散させるなどの対策が必要となります。

次にレバレッジによるリスクがあります。FXの大きな特徴となるレバレッジは、予想通りに為替が動いた場合には大きな利益を得ることができますが、予想に反した場合には、その分損失も大きくなります。つまり、レバレッジを10倍の設定とした場合には、損失においても10倍になることを理解しておく必要があります。FXのリスクでも注意が必要となるものに、マージンコールやロスカットがあります。

内容としては、証拠金を上回る損失を防ぐためのものとなりますが、ここでは、現在のレートで決済した場合の損失、いわゆる含み損を証拠金から差し引いた残高が50%程度まで減少すると投資家にマージンコールという連絡が行くことになります。そのまま改善が進まなかったり、残高が30%程度を割り込むような場合には強制決済となるロスカットが行なわれることになり、この場合には、証拠金の大半を失うことになります。そのために、証拠金の額に余裕を持った取引が大切なことになります。FXによる投資は、他にも金利差となるスワップポイントの逆転現象や、通貨国の政情や財政状況、また、テロや戦争といったカントリーリスクがあり、流動性が低い通貨などでは決済ができないというリスクがあります。

そのために、通貨分散をしたり、金利が高いとしてもマイナーな通貨は避けるなどが必要になります。

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