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FXではドルストレートが基本

FXで取引できる通貨ペアはたくさんありますが、リスクヘッジに用いる場合などの特殊なケースを除けば、ドルストレートで取引をした方が良いでしょう。例えば、ユーロの取引をしたい場合に、ユーロ円を取引するよりもユーロドルを取引した方が良いのです。その理由は簡単で、ユーロ円よりもユーロドルのほうが取引が多くなされているからです。FXの分析は統計的な手法を用いて行うことが多いです。

ですから、取引量の多い通貨ペアのほうが分析しやすいです。そのため、多くの人にとってドルストレートが適していると考えられます。では、日本ではクロス円の通貨ペアが多いのはなぜなのでしょうか。これは実需のためのものだと言えるでしょう。

FXの実需というのはリスクヘッジに用いるためです。日本の企業が海外の企業と取引を行う際には、日本円で決済をすることもありますが、多くの場合には外貨で決済されます。外貨で取引をする際でも、経営者は日本円で利益を確保しなければなりませんから、為替リスクをヘッジする必要があります。そのためにFXを用いるケースでは、クロス円を取引しなければならないのです。

しかし、実需としての取引が必要ない場合には、クロス円の取引をする必要はありません。実需として取引をする企業のために流動性を高めたいという慈善的な考えがあるのならクロス円の取引をするのも良いですが、多くの人にとっては投機的な取引をする目的が利益を得ることでしょう。

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